スイスのハイキング・トレッキング・スキーガイド

スイスでハイキングをしてみたい、と思う方は少なくないはず。
スイスの山ではハイキングコースはどこもよく整備されていて、全国でほぼ統一された方向案内が設置されています。案内には方向だけではなく、所要時間や距離、難易度も書いてあるので安心です。

「スイスは初めてで、海外旅行経験も無いけど、ガイドとか無しでもハイキングってできるの?」という質問をよくいただきますが、スイスツアーズとしては「ガイドが付いていると山や花の名前もすぐ分かってよりオススメですよ、でも単独だとしても全く問題ないですよ」とお答えしています。

もちろん天候や服装には注意していただく必要はありますが、逆に言えばそれ以上の心配事はありません。ぜひ、憧れののスイスでの山歩きを実現してみてください。

スイスでオススメのハイキングコース

あまりにもハイキングできる場所が多いため紹介しきれませんが、人気のあるオススメコースをセレクトしてみました。星の数はアップダウンやコースの状況を踏まえての難易度で、星の数が少ないほど難易度は低くなります。

ユングフラウ地方

フィルスト(2168m)〜バッハアルプゼー(2265)往復:★

グリンデルワルトからロープウェーで簡単に上がれるフィルストから楽に歩けるお手軽コース。本格ハイキングの予行演習にも最適です。アイガー北壁、グリンデルワルト谷と高山植物を見ながら、山に囲まれた湖バッハアルプゼーへ。体力に自信のある方はそのままファウルホルン、ブスアルプ方面へも歩くことができます。全長3キロ、標準所要時間約3時間(往復)。

グリンデルワルト(1034m)〜メンリッヒェン(2227m):★★

少し体力のいるコースですが、山々の絶景と自然を満喫するにはうってつけのコース。グリンデルワルトから一旦谷底に下りて、そこからメンリッヒェンを目指して登っていきます。アイガー・メンヒ・ユングフラウの3山はもちろん、トゥーン湖まで見渡すこともできます。全長8.4キロ、標準所要時間約4時間40分。

アイガーグレッチャー(2320m)〜クライネシャイデック(2061m):★

ハイキングの範疇で最もアイガーに近いエリアを歩くことができるコース。なだらかな斜面なので靴さえしっかりしていれば大丈夫。ユングフラウヨッホの帰りにオススメです。標準所要時間約45分〜1時間。

メンリッヒェン(2227m)〜クライネシャイデック(2061m):★★★

メンリッヒェンからグリンデルワルト谷方向へ、チュッゲンの斜面に沿って進むコース。アイガー北壁を美しく見ることができる場所のひとつです。高低差は200メートル程度で、アップダウンも少なく、標高の割には歩きやすいコースです。全長4.3キロ、標準所要時間約1時間30分。

ロートホルン・クルム(2350m)〜プランアルプ(1341m)ブリエンツ(566m):★★

登りは登山鉄道(ロートホルン鉄道)で上がり、下りを線路に沿ったハイキングコースを歩きます。眼下にはブリエンツ湖、そのむこうにユングフラウ地方の山々が一望できます。途中のプランアルプにレストハウスがあり、ちょうど中間地点にあたるのでここでランチにするのがオススメ。プランアルプ〜ブリエンツは登山鉄道に乗ってしまってもOK。標準所要時間約3時間30分〜4時間(ロートホルン〜プランアルプは約1時間45分)。

ハイキングマップ

グリンデルワルト・クライネシャイデック周辺のハイキングマップはこちらからダウンロード可能(PDF)
ブリエンツ・ロートホルンのハイキングマップはこちらからダウンロード可能(PDF)

ツェルマット周辺

ローテンボーデン(2814m)〜リッフェルベルク(2582m):★★

ゴルナーグラート鉄道を使ってゴルナーグラートへ。展望台から景色を満喫したらひとつ下の駅ローテンボーデンへ。ローテンボーデンからハイキングを開始し、逆さマッターホルンの見えるリッフェルゼーへ。標高は2500メートル以上の高地ですが高低差は少なく歩きやすい初心者向けコースです。全長約3キロ、標準所要時間約2時間。
こちらからインタラクティブマップがご覧いただけます。

フュンフ・ゼーン・ウェグ(5つの湖コース):★★★

ブラウヘルト(2571m)からスネガ(2288m)までの間にあるシュテッリゼー、グリュンゼー、モージゼー、ライゼーの5つの湖を巡るコースです。途中岩場があったりするので注意は少し必要ですが、いろいろな角度からの逆さマッターホルンやエーデルワイスなど高山植物も楽しめます。夏の暑い日はライゼーで泳ぐ人の姿も。全長9.3キロ、標準所要時間約3時間。
こちらからインタラクティブマップご覧いただけます。

マッターホルン・トレイル:★★★

シュヴァルツゼー(2583m)からツェルマット(1620m)まで、マッターホルンの北壁を間近に見ながら歩くコースです。山間の湖のほとりにたつ小さな教会と山々の不思議な景色や、夏だけ販売されるチーズなども楽しめます。途中の看板には日本語表記での説明もあります。
こちらからインタラクティブマップご覧いただけます。

サンモリッツ・ベルニナ地方

オスピツィオ・ベルニナ〜アルプ・グリュム:★

レーティッシェ鉄道ベルニナ線でサンモリッツから約40分のオスピツィオ・ベルニナ駅を起点に、石灰分を多く含んだ「白い湖」ラーゴ・ビアンコ沿いを歩きます。線路にも沿ったルートで、赤い電車と湖と山々の絵は何枚も写真を撮りたくなる風景です。標準所要時間約2時間。

レマン湖周辺

ロシェ・ド・ネー:★★

モントルーから登山鉄道で上がる展望台ロシェ・ド・ネーから、モントルーまでの下りルートです。眼下にレマン湖とフランス側のアルプスが一望できます。長いコースなので疲れたら途中からは登山鉄道で下るのもOK。全長約13キロ、標準所要時間約4時間〜5時間。

ラヴォー地区:★

厳密にはハイキングではないですが、2007年に世界遺産に登録されたラヴォー地区も1日かけての散策がオススメ。湖沿いの斜面に段々になったブドウ畑が広がっています。スイスワインは日本での入手が比較的難しいものが多く、ワイナリーを訪問して購入することも可能。

ハイキングの季節と服装・装備について

こちらで紹介したコースは、6月〜9月頃のハイキングを想定しています。それ以外の時期は交通機関(特にリフトやロープウェー)が動いていなかったり、雪があったりするため、コース自体がハイキングができるような状態なのかを現地で確認する必要があります。

服装については日本で山歩きをする感覚で問題ありませんが、寒くなってきたときのために薄手ジャケットなどがあると良いと思います。靴はしっかりとしたものが望ましいですが、本格登山用の靴である必要はありません。杖があると楽ですが、これは現地調達可能で記念にもなります。

スイスでオススメのスキーコース

ユングフラウ地方

ユングフラウ地方は全体がスキー場になるといって良いほど広大なスキーエリアとなります。最高地点はシルトホルン(2970m)で、ミューレンまで高低差1300メートル以上の超ロングコースをリフト乗継無しで行くことも可能。ユングフラウ鉄道の中継地点クライネシャイデックも冬はスキーヤーで賑わいます。

ツェルマット・ヴァレー/ヴァリス州

ツェルマット

全コース合わせると360キロにも及ぶ広大なゲレンデで、ここの特徴はなんといってもスキーで国境越えができること。イタリア側のチェルヴィニアまで行くことができます。滑り出しの最高地点はクライン・マッターホルン山頂で3883m、日本ではあり得ない標高から滑ることができます。イタリアへはクライン・マッターホルンからプラトー・ローザ/テスタ・グリジア経由で降りることが可能ですが、戻りのゴンドラの最終便が早いのでツェルマットからは出来るだけ早い時間に出発する必要があります。

サンモリッツ・ベルニナ地方

コルヴィリア・ピッツナイル

サンモリッツを代表するスキー場で、サンモリッツ・ドルフ地区のケーブルカー乗り場からチャンタレッラ経由でコルヴィリアへ。ピッツナイルへはコルヴィリアからゴンドラ利用となります。毎年FISワールドカップも開催されています。

スイスでの本格的登山について

本格的な登山(登攀)についてもご相談・手配はお受けしていますが、以下の条件を設けさせていただいています。

まず、日本もしくは海外で、3〜4000メートル級の山の登攀経験があることが絶対条件です。また、富士山への登山経験はここでいう「経験」には含まれません。富士山も決して簡単な山ではないですが、ハイキング感覚で登れなくはない山であることも事実です。スイスの同程度の標高の山はもっと険しく、厳しい環境のため、ご理解ください。

また、単独(ガイド無しのパーティ)での登攀を計画されている方については、ご自身でお手配ください。それが出来ないようでは山登りは不可能です。何かあった時に対応できる最低限の言語力と行動力は必要です。

スイスツアーズで手配させていただく場合、「プロのガイド付き」で「登山経験のある方」に限らせていただきます。ご了承ください。専門的知識と豊富な経験のある日本人スタッフがガイドさせていただきます。

ガイドが同行するハイキング・スキー

土地を知り尽くしたガイドと、より充実したスイス旅行を。

スイスには数えきれないほどのハイキングコース、トレッキングルート、スキーコースが存在します。その殆どがきちんと整備・管理されているため、初めて行く方でもそのすべてがさほど難しいことではありません。

しかし、歩いてたり滑っているといろいろな知りたいこと、たとえば「あの山は?」「あの花は?」というようなことが出てきます。せっかくスイスまで来ているのにそれを疑問のままお帰りになってしまうのはあまりにもったいないと思います。そこで、スイスツアーズでは厳選した現地のガイドさんと提携し、必ずご満足いただけるガイドツアーをご用意しました。

ガイドの料金については場所や内容によって開きがありますので、ご希望に応じて現地のガイドと調整させていただいた上でご案内させていただきます。

画像提供: スイス政府観光局 / www.myswiss.jp
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