クールのガイドブック

CHUR
基礎自治体
Gemeinde/Commune/Comune
クール
Chur
所属州
Kanton/Canton/Cantone
グラウビュンデン州
Kanton Granbünden
言語
Sprache/Langue/Lingua
ドイツ語(スイス・ドイツ語)
郵便番号
Postleitzahl/Code postal/Codice Postale
7000-7007
標高
Höhe/Altitude/Altitudine
593m
人口
Einwohner/Population/Abitanti
34,880人(2016年)
行政ウェブサイト www.chur.ch/

クールはスイス東部グラウビュンデン州の州都で、スイス国内で最も古い歴史の痕跡のある街。

古くは南ヨーロッパからのアルプス越えルートの拠点として栄え、紀元前15世紀にローマ帝国の属州ラエティアの州都クリア(Curia)と称されるようになり、これが今の名前の基となっています。その後はこの地域におけるカトリックの中心として発展し、現在でもクール教区は北はチューリッヒ州をも含むスイス最大のカトリック教区となっています。宗教改革を経て今でこそ非カトリック人口のほうが多くなっていますが、その歴史を随所に感じさせる史跡が多く残されています。

公用語はドイツ語(スイスドイツ語)で、イタリア語、ロマンシュ語を日常会話で利用する人も多く住んでいます。ロマンシュ語はスイス国内の話者人口が全体の0.5%にも満たない言語ですが、グラウビュンデン州とその周辺では3万人近くの話者がいるとされています。

CHUR WEATHER

クールへのアクセス・交通

クール駅

クール駅はスイス国鉄とレーティッシュ鉄道(RhB:Rhätische Bahn)の列車が発着する駅で、サンモリッツ〜ツェルマット間を走る氷河急行の途中駅でもあります。

旧市街の北西にあり、旧市街中心部までは徒歩5〜10分ほど。近代的なガラスドームで覆われていて、ホームの上の階はポストバスが発着するバスターミナルになっています。 スイス国鉄とレーティッシェ鉄道の乗換えは同じ駅構内でスムーズにできますが、アローザ方面へ向かう列車のみ駅の外にあるホームに発着しています。

各地からの所要時間は、チューリッヒ中央駅から1時間15分、サンモリッツから2時間、氷河急行でツェルマットから5時間43分。

クール旧市街
Altstadt Chur

クール旧市街

クール旧市街は駅の南に広がっていて、ぐるりと1周歩いて行けるぐらいの範囲にすべてが収まっているコンパクトさ。

駅前から延びるバーンホフ通り(Bahnhofstrasse)はショッピングストリート。その終点にあるポスト広場(Postplatz)に面して下でご紹介しているビュントナー美術館があります。ここから通りはポスト通り(Poststrasse)と名前を変え、15世紀に建設された市庁舎(Rathaus)や聖マルティン教会(St. Martinkirche)と続きます。

聖マルティン教会の脇の階段か坂道を登るとクール大聖堂(Kathedrale Chur)。

ビュントナー美術館
Bündner Kunstmuseum

1900年にグラウビュンデン州絵画協会(Bündner Kunstverein)が収集を始めたコレクションを展示している美術館で、18世紀〜現代の絵画など約8,000点を収蔵しています。セガンティーニ、ジャコメッティ、カリジェなど、グラウビュンデン州に特にゆかりの深いアーティストの作品が多いのが特徴。

開館時間は火曜日〜日曜日の10:00〜17:00で、月曜休館。入場料金はCHF12.00で、有効なスイストラベルパス・スイストラベルパスフレックスがあれば入場無料。