万一のときのために

Troubleshooting

スイスはヨーロッパの中では治安もよく、安心して旅行をすることができる国ですが、日本と比べるとスリや置き引きの発生率は高く、不慣れな旅行者が被害に遭うケースも散見されます。

ここでは、盗難や事故など、旅行中のトラブルへの対処法、連絡先などをまとめています。

盗難にあってしまったら

日本とスイスのパスポート

まず、盗難被害は少し気をつけるだけで十分防ぐことができます。

列車内やレストラン、観光地などでは荷物から目を離したり、置きっ放しにしたりすると盗難被害に遭う確率は高くなりますので、十分気をつけるようにしてください。

不幸にも被害にあってしまったら、ケースによって以下のような対応を取ってください。

パスポートをなくしたら

紛失・盗難いずれの場合でも、まずは警察への届け出が必要です。英語で「I have lost my passport(紛失) / My passport is stolen(盗難)」と伝えれば、必要書類(証明書)を出してもらえます。

続いて、その証明書を持ってベルンにある日本大使館またはジュネーブの領事館へ出向き、再発行手続きを行います。その際に「紛失一般旅券等届出書」への記入、パスポート規格にあった顔写真2枚(45mm x 35mm)、身分証明書(日本の運転免許証など)の提出が必要です。

この段階で、パスポートの新規再発行か、「帰国のための渡航書」の発行かのどちらかを選択することができます。スイスから第三国に入国せずに帰国する場合は後者で問題ありませんが、日本以外への入国がある場合は新規再発行が必要になります。ちなみに、帰りのフライトが第三国を経由するだけであれば入国にはなりませんので「渡航書」でOKです。

新規再発行をする場合非常に面倒なのは戸籍謄本または戸籍抄本のコピーが必要になることです。これは日本にいる家族などを通じて取得とFAXでの送付をしてもらう必要があり、それが出来ない場合は外務省と各自治体へ照会を代行してもらうことになるため、通常よりも時間が掛かります。

5年用パスポートは87CHF(95CHF)、10年用パスポートは127CHF(138CHF)、帰国のための渡航書は20CHF(22CHF)の事務手数料が掛かり、支払いは現金のみ可能です。(カッコ内はジュネーブで発行する場合の料金)

在スイス日本国大使館
所在地:Engestrasse 53, 3012 Bern
:031 3002222
開館時間:平日9:00〜11:30・14:00〜16:30
アクセス:ベルン駅より21番のバス(Bremgarten行き)に乗車し、4つ目の停留所「Innere Enge」で下車すぐ。

在ジュネーブ領事事務所
所在地:82, rue de Lausanne, 1202 Genève
:022 7169900
開館時間:平日9:00〜12:00・14:00〜17:00
アクセス:コルナヴァン駅よりトラム15番(Nations行き)に乗車し 「Butini」で下車。目の前に80番地ビルがあります。 同ビルのアーケードを更に奥に進み、82番地の入り口にて インターフォンで用件をお伝えいただき、 エレベーターで8階までお越し下さい。

クレジットカード・キャッシュカードをなくしたら

クレジットカード・キャッシュカードの場合は何よりもまず発行会社へ連絡を入れ、カードの利用を止めることが先決です。通常各カード会社や銀行のコールセンターは24時間対応していますので、予め連絡先を別にメモしておくなどして、すぐに連絡先が分かるようにしておきましょう。

その後警察に届け出をすることになりますが、返ってくることはまずありませんのでそれは諦めましょう。ただ、万一悪用されたりした場合に保険金が下りるケースがあり、その場合は紛失していることの証明が必要になるため、警察への届け出は行う必要があります。

携帯電話・スマートフォンをなくしたら

携帯電話・スマートフォンの場合もクレジットカードと同様、利用停止の措置を取る必要があります。これは日本側の各キャリア(NTTドコモ・au・ソフトバンクなど)のサポートセンターへ電話連絡をして止めてもらうことになります。

海外旅行傷害保険に加入している場合は保険金が下りる可能性があり、その場合は紛失していることの証明が必要になるため、警察への届け出は行う必要があります。

NTTドコモ WORLD WINGについてのお問い合わせ
au 海外からのお問い合わせ番号
ソフトバンク 紛失・盗難にあったとき

病気になったとき・ケガをしたとき

スイスの救急車

まず、ご出発前に必ず海外旅行傷害保険に加入をしてください。スイスの医療費は世界的に見ても高額で、保険なしで治療を受けると非常に高額な治療費を請求されてしまうことになります。

運悪く現地で病気になってしまったり、自分で対処しきれないほどのケガをしてしまった場合は、ホテルに頼むか自分で救急車を呼ぶことになります。救急車は電話「144」で呼ぶことができますが、基本的にその土地の言語を話すことができないと呼ぶことは難しいので、言葉に堪能でないかぎりは誰かに頼むと良いでしょう。

日本語の通じる病院・クリニックはこちらから見ることができます。